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13歳!!

2020年06月07日
昨日はうーこうの誕生日。 うーこうは13歳になりました。


12歳の1年は、うーこうにとって非常に厳しい1年だった。

ずっと書けなかったが、実は去年の夏にうーこうは重い病気にかかってしまい、

そして再度の引越しまですることになったのである。


病気でガリガリになったうーこうの体重は、今は元の数字に戻り、

こうして13歳を迎えることができて、本当に幸運だったと思う。


以下は、以前少しだけ書きかけて、公開せずに放置していた日記です。

おいらの性格上、問題解決の目処がつくまでどうしても人に話せませんでしたが、

当時の状況がよくわかると思い、今頃ですが公開してみることにしました。

うーこうのために、何人もの人が協力してくれました。本当に感謝しています。



↓ 【去年10月頃書いた日記】↓
============================


去る8月、うーこうは重い病気にかかってしまった。


約3kgだった体重はあっという間に2.4kgまで減ってしまい、

うーこうは一日中うずくまっていた。

ひどい下痢が続き、両耳がパンパンに腫れて(厚みが3倍以上)、

耳に物に当たると痛いのかずっと首を起こしたまま、トイレにも行けずにうずくまっていた。


病院に行くと、医師も首をひねった。

「長年獣医をして、ケンカなどで片耳が腫れた猫は何度か見たが、

両耳が同時に腫れた猫を見たことがない。

両耳だと外傷が原因とは考えにくいので、免疫系の病気かもしれない」

という。

おいらはなるほどと思い、つまりアレルギーの一種なのかと理解して、

アレルギーの原因になりそうなものを片っ端から排除することに努めた。

山奥の家なので虫の類を一番に心配したが、下痢がひどいことから、

医師は水や食べ物についてもよく調べることを勧めてきた。

おいらは心配ではあったが、とりあえずうーこうのためにしてやれることが

何なのかわかり、少しだけ安心した。


その一方で、医師はこう言った。

「ところで、これは私のとりこし苦労だとは思うのですが、

念のため、血液検査で調べておきたい病気があります。

その心配を払拭しておいて、あらためて免疫を整える治療を進めていきましょう。」

と。


そして5日後、医師が陰気な声で電話をかけてきた。

「先日の検査の結果は、これこれの数値で・・・。

申し上げにくいですが、陽性と言わざるを得ないかと思います。

明日、また来院してください。」


おいらは医師が何を言っているのか、事態をまったく把握できなかった。

わかったのは、医師の口調がただことではないということだ。

おそるおそる、その病名(いろいろ考えあって、ここには書かないことにします)

をネットで検索してみた。

そして、事態が最悪であることを理解した。

何時間も調べて、調べれば調べるほど、絶望が押し寄せてきた。


もともとうーこうは、あまり身体が丈夫ではない。

猫の平均寿命までは生きられないかもなあ、とは思っていた。

だが、それがあとたったの数ヶ月かもしれないとは、

どうしても受け入れることができなかった。

しつこくしつこく、おいらは病気についての情報を探した。

だが、ようやく見つけた“両耳が腫れた猫”は、

うーこうと検査の数値が全く同じで、うーこうと同じく片眼が見えなくなっており、

そして発症からわずか32日で亡くなっていた。

いくら探しても、90日を超えて生きていた猫の例が見当たらない。


「そんな馬鹿な、ほんの1ヶ月前まで、うーこうは元気だったんだ」

あまりにも急な事態に、おいらの頭はまったくついていけなかった。



それから2日間、ずーっと考え続けて、おいらはある決断をした。

「すべてを元に戻してみよう」 と。

以前住んでいた家へ、うーこうを戻す。

そうすべきという明確な根拠はない。

むしろ無駄な引越しで、うーこうの心身に余計な負荷をかけてしまう恐れもある。


でもおいらは、何か自分が発見できていない因子が存在して、

そのために”病状を刻々と悪化させているかもしれない”という状況を、

一日も早く断ち切りたかったのだ。

うーこうは耳が聞こえず、目も片眼しか見えない。もしかしたら、

物質的なアレルギーとかではなくて、知覚力の不足によるストレス、

たとえば他の猫に踏まれるのが心配でよく眠れないとか、

そういう精神的な因子だってあるかもしれない。

おいらは、人間の想像できる範囲なんて、たかだか知れているような気がした。

それに、ただ無難に投薬を続けたって、もともと絶望的な状況なのだ。

デタラメな思い付きかもしれないが、原因を断つことに一縷の望みを賭けてみたい。

そして何より、以前の家に行くほうが、うーこうを長時間ケアすることができる。

なぜなら、以前の家は、いまは会社の倉庫として使っているからだ。

いつも仕事に出かけて、うーこうをほっぽっておいたのがいけなかった。

以前の家なら、もっと長時間、うーこうと過ごすことができる。

構われたがりのうーこうを、1日でも長く、そして少しでも多く構ってやりたいと思った。



おいらは、会社の人たちに頼んでみた。

公私混同も甚だしいのはわかっているが、余命少ないかもしれない猫の

面倒をみないといけないので、ここに連れて来させて欲しい、と。


幸い、ここは倉庫(兼実験室)という位置付けで、人は4人しかいない。

一人ずつ丁寧に説明して、無事承諾を得ることができた。

そして、エアコン不調で使っていなかった部屋を片付け、

床に防水のカーペット(トイレに行けないので)を敷き、

大急ぎでエアコンを付け直して、うーこうを連れてきた。




それから40日が過ぎた。

油断してはいけないのだが、うーこうは、著しく回復しているように見える。

パンパンに腫れていた耳は、軟骨組織が壊れてしまい、

垂れ下がってしまってもう元には戻らないが、

医師は先日、「もう腫れてはいない。痛みもないはずだ」と言った。


下痢もおさまり、微熱続きだった体温も下がった。トイレにも行ける。

この調子で冬を越えることができれば、

うーこうは来年も再来年も、ずっと生きているのではないか・・・?

医師はそれを、希望的観測だとは言わなかった。

というかむしろ、

「検査の数値は、陽性と陰性のボーダーライン上だったしね・・・」

と、うれしい言い訳みたいなことまで言い出してくれた。

あくまで治療中であり油断はいけないが、

飼い主としては、期待せずにはいられないというものである。



以前の家に帰ったうーこうは、毎日社員に挨拶をして、ごはんをねだっている。

最初は猫部屋に閉じ込めていたのだが、そうすると「うぎゃー!」と大声で鳴き叫ぶので、

今では事務室にも出入りさせることになった。


物言わぬ猫の気持ちは正確にはわからないが、うーこうは

いろんなニンゲンに会えるのが、うれしくてしかたがないように見える。

この40日間、体調の悪かった日を除き、うーこうは御機嫌だった。



ごはんを食べると、うーこうは事務机の周りをうろうろと歩き回り、

社員のイスを奪い取って寝る。

すでにこやつの接待にたぶらかされてしまった社員たちは、

イスを奪われても、文句も言わずに別のイスを持ってきて座っている。

(一部、うーこうにイスを奪われて喜んでいる人もいる)

うーこうは、すでにチームの一員みたいになっている。

いわゆる「会社猫」となって、通院を続けながらも、毎日楽しそうに暮らしている。

こやつはつくづく、ニンゲンが好きなのだなあと思う。



体重はなかなか戻ってくれず、あれこれと悩みまくったが、

地道な努力のかいあって、先日ついに2.7kgまで回復した。

うーこうが食べたごはんの種類と量は、猫好きの社員が記録してくれている。

食べないと痩せてしまい、食べ過ぎると下痢をするので、

食べた量がすぐにわかるよう、ノートに細かく記録することにしたのだ。

ごはんは慎重に厳選し、国産の単品から始めて、水分を除去して与えている。

今は5種類について問題がないことを確認した。

もとの3kgを目指して、こつこつと頑張って食べてもらう所存である。


======================


・・・と、以上のようなことを書いてはみたのだが、発病後40日しか経ってないうえ

これから厳しい冬を迎えるという時に、へたに希望的観測を書いても心配かける

だけだろうと思い、下書きのまま放置してました。

案の定、この後も一喜一憂の日々が続いたのですが、

最近の4ヶ月くらいは体調がかなり安定しています。

ノートへの「食べたものとウンチの記録」は思った以上に効果があり、

今では体重は2.9~3.0kgくらいまで増えました。

うーこうは、月1の注射は嫌そうですが、それ以外は毎日楽しそうに過ごしています。

以下はそんなうーこうの様子



1.イスを奪い取ったうーこう
kis-01b.jpg




2.机に乗りたがるうーこう
kis-02b.jpg




3.指定席(社員がおいらのパソコンの横に作った)に陣取るうーこう
kis-03b.jpg




当初は写真を撮る余裕もありませんでしたが、最近少し撮るようになったので、

少し写真を載せてみました。

来年も元気に誕生日を迎えられるよう、気を抜かずにがんばろうと思います。


(なお公私混同については、社会通念上あるまじきこととは承知しておりますが、

家屋の現物出資でやりくりしている事情もあり、メンバーも認めてくれていますので、

どうか見逃してくださいますようお願いします・・・。)


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[ 2020/06/07 08:26 ] 日記 | TB(0) | コメント(56)

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プロフィール

かに

名前: うなぎ
性別: ♀
年齢: 7歳
誕生日: 6月6日

真夏の公園で干物になる寸前に拾われ、その後我が家へもらわれて来た茶白猫。どうやら耳が聞こえないようだ。

★すごく詳しい自己紹介★
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(最後に飼い主の紹介も少し)


★新入り猫:しじみ(2歳)もいます
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