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16歳!!

2023年06月07日

昨日はうーこうの誕生日。

うーこうは16歳になりました。


去年の6月はこやつの視力問題で大変だったが、

今年はどうにか元気に誕生日を迎えることができ、

おいらはたいへん満足である。



それにしても、こやつももう、16歳なんだな・・・。

なんか小さい頃とあまり行動が変わっておらず、

会社の人達からも子猫みたいとか言われているのだが、

こうして歳を数えると、しみじみと時の流れの速さを感じる。



こやつは小さい頃、専門医から「長生きするのは難しいかもしれない」と

言われたこともあり、その頃はおいらもアホだったので、目先のことしか

考えずに「15歳を目指すぞ!」などと口走っていたこともあった。

いずれ15歳の日が来ることを、ちゃんと考えられなかったのだ。


でもそんなアホなおいらを尻目に、

うーこうは平気で15歳を突破して、こうして16歳になってくれた。

こやつはたいへん親孝行な猫である。



高齢猫と過ごす日々は、一日一日が愛おしい。

また来年も、元気に誕生日を迎えてくれるといいな。



uko_futonde.jpg
いつも通り、おいらの枕の横を寝床にしているうーこう
(先月末撮影。あまり写真を撮ってなくてすみません。)



   *      *      *

余談
(うーこうの目の話)

うーこうの目は、おそらく相当見えにくいのだと思われるが、見えている。
きっと他の感覚でカバーしているのであろう、ニンゲンが猫部屋へ来ると
すぐに察知して、大急ぎで駆け寄ってくる。
(こやつに捕獲された人は、ちゅーるをあげないといけないルールである)

ベッドにも平気で乗り降りしているが、これは記憶に頼っているのかもしれない。
さすがにリビングのほうへ来ると空間把握力が弱くなり、椅子や机に顔を
ぶつけまくって危険なので、リビングへはあまり連れてこないようにしている。
でもたまに「今日はどうしてもリビングに行く!!」って感じで行きたがるときがあり、
そのときはニンゲン同伴で遊びに来ている。

うーこうのほうも、リビングはちょっと怖いようで、行きたがるのは時々である。
以前、あまり見えてないのに走り回って、リビングからキッチンへの段差に気付かず、
足がガクッとなってびっくりしてしまい、それからちょっと慎重になったようだ。
でもときどき元気があり余ってるときは、こやつは猫部屋のドアの前に仁王立ちして、
「こっちに行く!」と主張するのである。

それ以外のときは、まあ寂しくなったら「うぎゃー!」と大声で鳴いてニンゲンを
呼べばいいだけなので、猫部屋暮らしはあまり苦にしていないように見える。


(うーこうの時間感覚)

うーこうは、どうやらおいらの行動に合わせて睡眠をとっているようだ。
普段は寝ていても敏感であり、「誰か人間が来たらすぐ起きる」という感じなのだが、
人間があまり猫部屋へ来ない時間帯(忙しい時間帯)は、完全に爆睡していたりする。

以前見た実験で、人間は光がなくなると体内時計が崩壊して体調を壊すという話を
聞いたことがあり、おいらはうーこうも目が悪くなるとやばいのではと心配していた。
でも大丈夫だった。
こやつの場合は、ニンゲンを時計がわりにしているのかもしれない。


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[ 2023/06/07 02:48 ] 日記 | TB(0) | コメント(47)

地獄と天国

2022年09月17日
去る6月、うーこうの誕生日だから、ひさびさに日記を書こうと思い、
「うーこうの走り方がダイオウグソクムシに似ている」という話を書こうと思っていたのだが、
もはやグソクムシどころじゃないくらい、たいへんなことになってしまった。
うーこうの目が、ついに両方とも見えなくなってしまったのだ。

猫は視力よりも聴覚が優れていると言われるが、
うーこうは耳が聞こえず、鼻も詰まりやすいので、目だけが頼りであった。
その大事な視力がなくなり、音も光もない世界になってしまったのである。

気付いてすぐに病院に行ったが、医師の話しぶりから見て、治りそうな気配はない。
日に日に悪化するうーこうを連れて、「なんとか治してください」とお願いしつつ、
おいらはおいらで、うーこうの日々のお世話を考えなければならなかった。

以下、すごく長い話になるが、何か猫飼いの人達に参考になるかもしれないので、
6月以降に起こったこと、やってみたことを順に書いてみる。

======

うーこうは、毎日サンルームに来てニンゲンと遊ぶのが日課であった。
おいらが猫部屋から出て事務所に行こうとすると、
うーこうは待ってましたとばかりに、扉の前に立つ。
そして扉が開いたとたん、ものすごい勢いで事務所のほうへ走っていき、
フンカフンカと事務所の人達に挨拶をして、サンルームへ誘っていたのである。

異変に気付いたのは、事務所に行くときにゆっくりと歩くようになったことと、
事務所から猫部屋へ帰れなくなって、おしっこをしてしまったことからだ。
(おしっこは、ちゃんとカラの箱の中にしていた。
 たぶん困り果てて、トイレと似ている箱にしたのだと思う。)

その後、うーこうの目はみるみる悪化していき、もう事務所どころではなくなった。
うーこうは、あちこちに顔をぶつけながら歩き、
ベッドに乗り降りすることもできなくなり、
狂ったように「うぎゃー、うぎゃー」と鳴くばかり・・・。

目が見えないということは、自分がどこにいるのかわからないということだ。
たとえ自分の位置がわかったとしても、方角がわからなくなると、
もうどちらが壁なのかさえもわからなくなる。
うーこうはその恐怖から、ずっとパニックになっていた。

おいらは、うーこうの右目が悪くなったときから、いつか両眼とも
見えなくなる日が来てしまうのかもしれないと、頭では覚悟していた。
でもいざその状況になると、こんなにも苦しい状況になるとは、
現実のこととしてきちんと想像できていなかった。

しかし、悲しみに暮れている場合ではない。
目が見えなくても、うーこうはちゃんと生きているのだ。
音も光もない世界にいるうーこうを思うと猛烈に胸が痛むが、
しかし今は病気のことは医者に任せて、
おいらはうーこうが少しでも幸せを感じられるように、
冷静に自分にできることを考えて、行動しないといけない。
おいらは自分に鞭打って、必死で考えた。

======

まず最初に考えたのは、猫部屋に座標軸を作ることである。
部屋の中央から、縦に1列、横に1列のタイルカーペットを並べ、
ちょうど数学の「XY座標」みたいになるようにした。
こうすれば、足の裏の感覚で、座標軸の上を歩くようになるかもと思ったのだ。

しかし、うーこうは確かに座標軸の形(タイル)を認識してくれたものの、
方角(東西南北)がわからないので、移動することができない。
一時的に方向がわかっていても、一度ロストするとおしまいである。

特に、人間に抱っこして運ばれると、うーこうは「位置」も「方向」も両方わからなく
なってしまい、怖がってパニックになってしまうようであった。
うーこうは抱っこで運ばれることを嫌がった。
うーこうは、自分で自由に移動できることを望んでいるのだ。

なんとか方角を知覚する方法はないものかと、あれこれ考えた結果、
おいらはX軸の端にサーキュレーターを置き、
「風が来る方が東だよ」
という情報を猫部屋に付け加えてみることにした。
わかってくれるかどうか不安だったが、意外にもうーこうはすぐに理解して、
X軸の上を何度も行ったり来たりして、風の向きを確認していた。

そしてうーこうは、自分の位置と向きを把握することでパニックが治まり、
少しずつだが猫部屋の中を移動できるようになっていった。
おいらとしては、この成功は快挙であり、非常にうれしいものであった。

======

こうしてうーこうは、どうにか自分で移動できるようになってきた。
だが、これは移動して食事やトイレをすることができるようになった「だけ」である。
うーこうが光とともに失ったのは、移動力だけではなかった。
うーこうは、生きる楽しみも見失ってしまっていたのだ。

うーこうは移動の際に毛先やヒゲを「障害物センサー」として使っているようで、
すべての皮膚感覚を周囲情報の収集に使う必要があるため、
今までのようにニンゲンにくっついたり、スリスリしたりする余裕がなくなった。
身体に触れるとびっくりして跳び上がってしまうため、触られることを怖がった。
つまり、スリスリとかナデナデというような、「猫と人間の意思疎通」が、
全然できなくなってしまったのである。

うーこうは、ごはんとトイレに行く以外は、ずっと寝ているだけになった。
過去のフレンドリーなうーこうとは、まるで別猫のようになっていった。
これでは、移動ができても幸せとは言えない。
おいらはうーこうが絶望しているように見えて、それがとてもつらかった。


それで考えたのが、「振動による意思疎通」である。
おいらはうーこうのそばに寝て、急に触ったりしように気を付けながら、
布団を指先でポン、ポン、ポン・・・と、一定のリズムで叩くようにした。
叩く速さは、ちょうどうーこうの呼吸と同じ速さになるようにした。
おいらは赤ん坊を育てたことがないからよくわからないけど、
人間の母親が赤ちゃんをポンポンしているのを思い出して、
こうすれば「おいらからのメッセージ」として、何かが伝わるかなと思ったのだ。

するとうーこうは、おいらの意図をすぐに理解してくれた。
うーこうは、布団を叩くと、まるで返事をするように、盛大にぐるぐる言うようになった。
そう言えば、もともとうーこうは、人間がそばにいることを、いつもチラ見して
確認しているような猫だったのだ。
目が見えなくなって、その確認もできなくなってしまい、触れられることも怖くなって、
すっかり「世捨て猫」のようになりかけていたが、
こうしてまた意思疎通ができるようになると、うーこうはだんだん元気になっていった。
おいらが布団をポン・ポン・ポン・・・と叩いているあいだは、
「今ニンゲンがそばにいて、ちゃんとあなたの寝顔を見てますよ」
というメッセージとして、完璧に伝わったのである!

それからは、とにかく何度もうーこうの寝床(おいらのベッド)へ行き、
布団をポンポンやったり、首を掻いてあげたりすることで、
うーこうはおいらの腕を枕にして、スリスリと甘えたりする余裕も出てきて、
おやつをねだったりもするようになった。
(おいらの腕を噛むのがオヤツちょうだいの合図)
そして、ニンゲンが猫部屋に来るのを楽しみに待つようになった。

======

そうして約1ヵ月ほどすると、不思議なことが起こった。
なんとうーこうは、目が見えなくなってしまったにもかかわらず、
明らかに目が見えていたときよりも高い精度で、
ニンゲンの存在を察知するようになったのである。

おいらが猫部屋へ来て、そっと扉を開けると、
うーこうはすぐにぴくっとして顔を上げ、「にゃ?」と鳴く。
そしておいらが近づいて床や布団をポンポンすると、
うーこうは『やっぱりいた!』とばかりに、「にゃあああん!」と大きな声で鳴くのだ。

その様子を客人に見せると、客人も不思議がり、
「これは人が歩く振動で察知しているのではなく、
扉が開いたときに生じるわずかな空気の流れを毛先で感じ取って、
ドアの開閉を探知しているのではないか?そうとしか思えない。」
と言っていたが、本当にそうかもしれない。
とにかく、うーこうの知覚能力は日に日に進歩し、
まるで一種の超能力かと思うくらい、すごい察知力になっていったのだ。

そしてその頃には、もはやうーこうは猫部屋の中を何の苦労もなく動き回り、
ベッドにも平気で乗り降りするようになっていたのである。
おいらは生命の底力を感じ、
目が見えなくなっても必ずしも絶望ばかりではないなと思った。


* * * * * * * * * *


・・・と、ここまでが地獄編である。
最後のほうはそんなに地獄ではなかったが、うーこうにとっては、
「サンルームでいろんな人に甘えて遊ぶ」
というのができないので、そのぶん不幸であった。

そして、ここからが天国編。
9月になって、なんと、うーこうの目が、再び見えるようになってきたのだ!!

うーこうの目は、9月初旬の「ひょっとして明暗くらいは見えてきたかも?」というレベルから、
今はもう、5月の段階とあまり大差ないくらいまで回復してきている。

おいらが猫部屋で奮闘している間、医師は医師で、きっちり仕事をしていたのだ。
さすがはサイボーグ先生、あなたは天才だ!
ひたすら感謝感謝である。

そして今日も、うーこうは事務所に行きたがって、猫部屋の扉の前で待ち構えていた。
おいらの隙を伺って、するりと扉を抜け、一目散に事務所へ走っていくためだ。
以前と同じくらい見えているから、こういうことができるのだ。
こやつがグソクムシのように素早く走る姿を、再び見れるようになるとは・・・。
こんなにうれしいことはない。


=================


というわけで、ろくに写真も撮ってなくて申し訳ないのだけれど、
あまりに嬉しいので、誰かに話したくて文字だらけの日記を書いてしまいました。
結末を最後に書いたので、読んでる途中で心配になった人がいたらごめんなさい。
また、うーこうの誕生日を祝ってくださった方には、ずっと放置してすみませんでした。

うーこうは、今日もアザラシのようなワクワク顔で、楽しそうに徘徊しています。
事務所の人達も、「うーちゃん、今日もめちゃくちゃ元気だねー!」とか言って、
元気なうーこうにつられて、人間も元気になっている感じです。

ちなみにうーこうは、「夜は留守番」と以前書いたけれど、
結局おいらが会社に泊まって、週に5~6日くらいうーこうと一緒に寝ています。
(おいらは学生時代もほとんど実験室に寝泊まりしてたので、
奥さんは「絶対こうなると思ってた」と笑いつつ理解してくれています。
しじみには申し訳なかったですが、うーこうは寂しがっていないのでご安心ください)



最後に、最近撮った写真じゃないけど、スマホにあった写真を何枚か載せておきます。


rs1-uko.jpg
冬に撮った写真。ストーブの前はうーこうの指定席


rs6-uko.jpg
ヘンな寝方をしているうーこう


rs4-uko.jpg
あいかわらず頭が大きいうーこう


rs7-uko.jpg
ひざに乗ってニンゲンの仕事を見ていたが、飽きて寝たうーこう


rs5-uko.jpg
雪とうーこうを見ながら食べる西友ラーメン・・・の図


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[ 2022/09/17 07:49 ] 日記 | TB(0) | コメント(73)

日曜日のうーこう

2020年07月10日

会社猫となって、うーこうはニンゲンと過ごす時間が圧倒的に増えた。

毎日カイシャの人達に構われて、ゴキゲンなうーこうなのだが・・・。


たいへん残念なことに、日曜日はお休みである。

カイシャの人達は、誰も来てくれないのだ。


しかたないので、うーこうは、夕方においらが来る時間まで猫部屋で寝ている。

誰かが来るのをずっと待っているらしく、おいらが猫部屋へ来ると、

あにゃー!!と大きな声で鳴きながら、おいらにへばりついてくるのであった。



【ずっと待っていた (35秒)】(※鳴き声が出ます)







うーこうのこの日の留守番の時間は、11時間ほどだった。(平日は5時間程度)

以前に比べれば留守番の時間は減っているのだが、

日曜日は会社が休みなぶん、どうしても留守番が長くなってしまう。

うーこうは『カイシャは毎日ある』と思っているので、

もうすぐ誰かが来ると思って、きっと、ずっと待ち構えていたのだろうな。




うーこうよ、待たせてすまんかった。

また明日になれば、カイシャの人達も来るからな。


snap002a.png


↓この後ごはんを食べて、おいらの腕まくらで寝るうーこう
udemakura.jpg



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【おまけ】
・上の動画のショートバージョン(10秒)


(追伸:この日の体重3.06kgでした!)

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[ 2020/07/10 02:36 ] 日記 | TB(0) | コメント(70)

13歳!!

2020年06月07日
昨日はうーこうの誕生日。 うーこうは13歳になりました。


12歳の1年は、うーこうにとって非常に厳しい1年だった。

ずっと書けなかったが、実は去年の夏にうーこうは重い病気にかかってしまい、

そして再度の引越しまですることになったのである。


病気でガリガリになったうーこうの体重は、今は元の数字に戻り、

こうして13歳を迎えることができて、本当に幸運だったと思う。


以下は、以前少しだけ書きかけて、公開せずに放置していた日記です。

おいらの性格上、問題解決の目処がつくまでどうしても人に話せませんでしたが、

当時の状況がよくわかると思い、今頃ですが公開してみることにしました。

うーこうのために、何人もの人が協力してくれました。本当に感謝しています。



↓ 【去年10月頃書いた日記】↓
============================


去る8月、うーこうは重い病気にかかってしまった。


約3kgだった体重はあっという間に2.4kgまで減ってしまい、

うーこうは一日中うずくまっていた。

ひどい下痢が続き、両耳がパンパンに腫れて(厚みが3倍以上)、

耳に物に当たると痛いのかずっと首を起こしたまま、トイレにも行けずにうずくまっていた。


病院に行くと、医師も首をひねった。

「長年獣医をして、ケンカなどで片耳が腫れた猫は何度か見たが、

両耳が同時に腫れた猫を見たことがない。

両耳だと外傷が原因とは考えにくいので、免疫系の病気かもしれない」

という。

おいらはなるほどと思い、つまりアレルギーの一種なのかと理解して、

アレルギーの原因になりそうなものを片っ端から排除することに努めた。

山奥の家なので虫の類を一番に心配したが、下痢がひどいことから、

医師は水や食べ物についてもよく調べることを勧めてきた。

おいらは心配ではあったが、とりあえずうーこうのためにしてやれることが

何なのかわかり、少しだけ安心した。


その一方で、医師はこう言った。

「ところで、これは私のとりこし苦労だとは思うのですが、

念のため、血液検査で調べておきたい病気があります。

その心配を払拭しておいて、あらためて免疫を整える治療を進めていきましょう。」

と。


そして5日後、医師が陰気な声で電話をかけてきた。

「先日の検査の結果は、これこれの数値で・・・。

申し上げにくいですが、陽性と言わざるを得ないかと思います。

明日、また来院してください。」


おいらは医師が何を言っているのか、事態をまったく把握できなかった。

わかったのは、医師の口調がただことではないということだ。

おそるおそる、その病名(いろいろ考えあって、ここには書かないことにします)

をネットで検索してみた。

そして、事態が最悪であることを理解した。

何時間も調べて、調べれば調べるほど、絶望が押し寄せてきた。


もともとうーこうは、あまり身体が丈夫ではない。

猫の平均寿命までは生きられないかもなあ、とは思っていた。

だが、それがあとたったの数ヶ月かもしれないとは、

どうしても受け入れることができなかった。

しつこくしつこく、おいらは病気についての情報を探した。

だが、ようやく見つけた“両耳が腫れた猫”は、

うーこうと検査の数値が全く同じで、うーこうと同じく片眼が見えなくなっており、

そして発症からわずか32日で亡くなっていた。

いくら探しても、90日を超えて生きていた猫の例が見当たらない。


「そんな馬鹿な、ほんの1ヶ月前まで、うーこうは元気だったんだ」

あまりにも急な事態に、おいらの頭はまったくついていけなかった。



それから2日間、ずーっと考え続けて、おいらはある決断をした。

「すべてを元に戻してみよう」 と。

以前住んでいた家へ、うーこうを戻す。

そうすべきという明確な根拠はない。

むしろ無駄な引越しで、うーこうの心身に余計な負荷をかけてしまう恐れもある。


でもおいらは、何か自分が発見できていない因子が存在して、

そのために”病状を刻々と悪化させているかもしれない”という状況を、

一日も早く断ち切りたかったのだ。

うーこうは耳が聞こえず、目も片眼しか見えない。もしかしたら、

物質的なアレルギーとかではなくて、知覚力の不足によるストレス、

たとえば他の猫に踏まれるのが心配でよく眠れないとか、

そういう精神的な因子だってあるかもしれない。

おいらは、人間の想像できる範囲なんて、たかだか知れているような気がした。

それに、ただ無難に投薬を続けたって、もともと絶望的な状況なのだ。

デタラメな思い付きかもしれないが、原因を断つことに一縷の望みを賭けてみたい。

そして何より、以前の家に行くほうが、うーこうを長時間ケアすることができる。

なぜなら、以前の家は、いまは会社の倉庫として使っているからだ。

いつも仕事に出かけて、うーこうをほっぽっておいたのがいけなかった。

以前の家なら、もっと長時間、うーこうと過ごすことができる。

構われたがりのうーこうを、1日でも長く、そして少しでも多く構ってやりたいと思った。



おいらは、会社の人たちに頼んでみた。

公私混同も甚だしいのはわかっているが、余命少ないかもしれない猫の

面倒をみないといけないので、ここに連れて来させて欲しい、と。


幸い、ここは倉庫(兼実験室)という位置付けで、人は4人しかいない。

一人ずつ丁寧に説明して、無事承諾を得ることができた。

そして、エアコン不調で使っていなかった部屋を片付け、

床に防水のカーペット(トイレに行けないので)を敷き、

大急ぎでエアコンを付け直して、うーこうを連れてきた。




それから40日が過ぎた。

油断してはいけないのだが、うーこうは、著しく回復しているように見える。

パンパンに腫れていた耳は、軟骨組織が壊れてしまい、

垂れ下がってしまってもう元には戻らないが、

医師は先日、「もう腫れてはいない。痛みもないはずだ」と言った。


下痢もおさまり、微熱続きだった体温も下がった。トイレにも行ける。

この調子で冬を越えることができれば、

うーこうは来年も再来年も、ずっと生きているのではないか・・・?

医師はそれを、希望的観測だとは言わなかった。

というかむしろ、

「検査の数値は、陽性と陰性のボーダーライン上だったしね・・・」

と、うれしい言い訳みたいなことまで言い出してくれた。

あくまで治療中であり油断はいけないが、

飼い主としては、期待せずにはいられないというものである。



以前の家に帰ったうーこうは、毎日社員に挨拶をして、ごはんをねだっている。

最初は猫部屋に閉じ込めていたのだが、そうすると「うぎゃー!」と大声で鳴き叫ぶので、

今では事務室にも出入りさせることになった。


物言わぬ猫の気持ちは正確にはわからないが、うーこうは

いろんなニンゲンに会えるのが、うれしくてしかたがないように見える。

この40日間、体調の悪かった日を除き、うーこうは御機嫌だった。



ごはんを食べると、うーこうは事務机の周りをうろうろと歩き回り、

社員のイスを奪い取って寝る。

すでにこやつの接待にたぶらかされてしまった社員たちは、

イスを奪われても、文句も言わずに別のイスを持ってきて座っている。

(一部、うーこうにイスを奪われて喜んでいる人もいる)

うーこうは、すでにチームの一員みたいになっている。

いわゆる「会社猫」となって、通院を続けながらも、毎日楽しそうに暮らしている。

こやつはつくづく、ニンゲンが好きなのだなあと思う。



体重はなかなか戻ってくれず、あれこれと悩みまくったが、

地道な努力のかいあって、先日ついに2.7kgまで回復した。

うーこうが食べたごはんの種類と量は、猫好きの社員が記録してくれている。

食べないと痩せてしまい、食べ過ぎると下痢をするので、

食べた量がすぐにわかるよう、ノートに細かく記録することにしたのだ。

ごはんは慎重に厳選し、国産の単品から始めて、水分を除去して与えている。

今は5種類について問題がないことを確認した。

もとの3kgを目指して、こつこつと頑張って食べてもらう所存である。


======================


・・・と、以上のようなことを書いてはみたのだが、発病後40日しか経ってないうえ

これから厳しい冬を迎えるという時に、へたに希望的観測を書いても心配かける

だけだろうと思い、下書きのまま放置してました。

案の定、この後も一喜一憂の日々が続いたのですが、

最近の4ヶ月くらいは体調がかなり安定しています。

ノートへの「食べたものとウンチの記録」は思った以上に効果があり、

今では体重は2.9~3.0kgくらいまで増えました。

うーこうは、月1の注射は嫌そうですが、それ以外は毎日楽しそうに過ごしています。

以下はそんなうーこうの様子



1.イスを奪い取ったうーこう
kis-01b.jpg




2.机に乗りたがるうーこう
kis-02b.jpg




3.指定席(社員がおいらのパソコンの横に作った)に陣取るうーこう
kis-03b.jpg




当初は写真を撮る余裕もありませんでしたが、最近少し撮るようになったので、

少し写真を載せてみました。

来年も元気に誕生日を迎えられるよう、気を抜かずにがんばろうと思います。


(なお公私混同については、社会通念上あるまじきこととは承知しておりますが、

家屋の現物出資でやりくりしている事情もあり、メンバーも認めてくれていますので、

どうか見逃してくださいますようお願いします・・・。)


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[ 2020/06/07 08:26 ] 日記 | TB(0) | コメント(56)

しじみ&あまごの紹介

2018年12月26日
 
この日記はもともと、うーこうの近況を保護主さんに知らせるためのものだった。

つまり、うーこうが主役の日記であると言えるのだが、

もともとの目的はおおむね果たした感もあるし、

たまには妹分である「しじみ」「あまご」のことも詳しく書いてみよう。



◎ あまご(4歳)の紹介

あまごは一番年下だが、身体は一番大きい。

しかし身体の大きさに似合わず、逃げ足の速さは天下一品である。

運動神経は抜群で、この点、陸上のペンギン並に鈍いうーこうとは真逆である。

名前は正式には「あまご」のはずだが、重くて速いので、最近は「どむ」と呼ばれている。

(どむを知らない人は"MS-09"で検索してください)

こやつの性格は、『問題が発生すると、すべて体力によって解決しようとする』

という性格である。 従って、日々の身体鍛錬にはぬかりがなく、

今日もフローリングの床をドリフト走行で暴走していた。

こやつは、背中やお腹や尻をニンゲンにポコポコしてもらうと、うれしいらしい。

あまごの心の声: 『この衝撃に、果たしてワタシはどこまで耐えられるのか?(ワクワク)』




【あまご、ニンゲンに甘える】(動画時間32秒) ※鳴き声が出ます





◎ しじみ(6歳)の紹介

しじみは、手がたいへん器用である。

頼みもしないのに、開き戸やふすまを、せっせと開けてくれる。

(他の2匹は網戸を手で開けたりしないので、悪く言えば「手癖が悪い」とも言える)

性格は、とてつもなくびびりな性格で、物音がすると身体が1cmほど宙に浮く。

ニンゲンの言いつけをよく守り、たいへん遠慮深い性格で、

ニンゲンのひざに乗るときは『あのう、ここに乗ってもいいですか?』と

目と声で聞いてから乗ってくる。 (この点、どむやうーこうと真逆)

しかしうれしくなりすぎると、ニンゲンの手や顔をかじりはじめる。

おいらを毎日噛んで暮らしている点は、うーこうと全く同じである。




【しじみも甘える】(動画時間24秒) ※鳴き声が出ます




しじみはうーこうに較べると毛が少なくてパサパサしており、

たいへん寒がりなので夏でもおいらのフトンの中で寝ている。

うーこうは、フトンの中だとゆだってしまうので、

おいらの枕元で少しだけフトンをかぶり、必ずおいらに背を向けて寝る。(なんでだ)



【図解】
futon_naka2.jpg





最近のうーこうは、「背を向ける」というよりも、

おいらの顔にノシッともたれて寝るのが好きらしい。

ニンゲンの息が当たって、背中がぬくいからだろうか。



うーこうよ、くっついて寝てくれるのはうれしいが、

ニンゲンも一応おまえと同じホニュウ類なので、空気を吸わねばならんのだ。

空気を吸える程度には、隙間をあけといてくれよな。



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[ 2018/12/26 03:41 ] 日記 | TB(0) | コメント(52)

何頭身?

2018年12月17日
 
引越し後は、毎日おいらのベッドで寝ているうーこうなのだが、

どうやらリモコンの枕は飽きたらしく、ついにニンゲンの枕を使い始めた。

まあ、枕の上に寝られるよりはいいけど。



mkr-01.jpg




・・・ところで、前からずっと思っていたことなんだが、

こやつって、ちぢこまった姿勢になると、なんか頭がでかくないか?



mkr-02.jpg



いや、実は頭は普通くらいで胴体が小さいのかもしれんが、

ともかく、頭と胴体の比率が、他の2猫とだいぶ違う気がしてならない。



よし、この上から撮った写真(↓)で、ちょっと長さを計ってみよう。

なんとなく3頭身くらいの印象があったんだけど、正確にはどうなんだろう。



mkr-03.jpg



調べ方は、まず写真に線を引き、その線のオブジェクト情報をみて、

長さが何ピクセルなのか見てみた。


結果は、以下のようであった。↓




mkr-03a.jpg



えーと、頭が77で、胴体が176だから、全身は253だ。

てことは、こやつの頭身比は、



mkr-04a.jpg



ふむー、およそ3.3頭身だったか。

さすがに3頭身ではなかったようだ。



しじも調べてみようと思ったけど、しじはカワウソみたいに

ちょろちょろと動き回るから、なかなか座ってる写真が撮れないんだよなー。

ちなみにしじは、うーこうよりも体重が少ない、つまり胴体が小さい。

でもそれ以上に頭がすごく小さいから、上から見るとツチノコみたいに見える・・・。



頭と胴体の比がいちばんノーマルっぽいのは、あまごである。

でもあまごは身体が大きい。

なのできっと、あまごも頭がでかいのだろう。

写真はまた今度。


【体重】 うーこう3.0kg、しじみ2.9kg、あまご4.6kg


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[ 2018/12/17 22:29 ] 日記 | TB(0) | コメント(25)

引越し

2018年12月06日
 
我が家はこの秋、引越しをした。

これまで住んでいた場所よりも、さらに奥深い秘境へ・・・。

周囲に人家は無い。水は井戸水。

窓を開ければ、そこはもう森である。



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里親探しで東京からやって来たうーこうにとっては、2回目の引越しだ。

「猫は家につく」といわれるくらい、猫は住み慣れた家を好むので、

うーこうも怖がって嫌がるのではと心配したのだが、

1回目の引越しの時と同様、こやつはまったく動じなかった。




hks-01.jpg



他の2匹が怖がってソファの下に隠れてしまう中、

うーこうはフンカフンカと匂いを嗅ぎながら家を歩き回ったあと、

水を飲んでカリカリを食し、おいらのひざに乗って寝た。

あきれるほどに、平常心のうーこうであった。

そんなうーこうの様子を見るうちに、びびっていた他の2匹も、

少しずつ落ち着いてソファから出てきてくれたという次第である。


(ちなみにうーこうは、そのあと訪問してきたガス屋のおじさんと

電気屋のお兄さんのひざにも乗り、仕事を妨害しまくっていた)




hks-06.jpg
【照明のリモコンを枕にするうーこう】



今では他の2匹もすっかり慣れ、引っ越してきて一週間もしないうちに

暴れまくって新居がこのような(↓)ことになってしまったが、気にしない。



hks-03.jpg


猫飼いにとって、家で一番えらいのは猫達なのだ。

たかが障子ごときで、何を悲しむことがあろうか。(T^T)



ちなみに犯行をなさったのは、例によってこの方である↓



hks-05.jpg
【しじみ】


しじみはびびりな性格なので、引越してきた直後はぶるぶる震えて怖がり、

ちょびっとウンチまでもらしてしまうほどだった。

でも少し慣れてくると、むしろ誰よりも環境に順応して、家じゅうを

ちょろちょろと動き回るようになるのが、しじみの性格的特徴である。




- * - * - * - * -


・・・とまあ、こんなかんじで、引越しは無事完了した。

うーこうの右眼の白内障が悪くなってきていたので、ちゃんと見えている

うちに新居になじませようと、あわただしい日程で引越しを強行することに

なったが、なんとか無事に完了することができてよかった。

うーこうは、おいらのベッドを本拠地にして、自由に動き回っている。

ジャングル庭の家に続き、この「森の家」のことも、どうやら気に入って

くれたようである。


hks-08.jpg



寝るときはいつも、おいらの枕の横で寝ている。

こやつは毛が細くて多いので、フトンの中だと暑すぎるのだろう。

おいらと並んで、胴体だけフトンをかけて寝るのがお気に入りである。↓



hks-07.jpg



何を勘違いしたのか、ときどきおいらの枕を自分のベッドにしていたりもするのだが、

この場所はうーこうの本拠地なので、何をされても仕方がない・・・。

うーこうのなすことは、すべて正しいのだ。



hks-09.jpg



うーこうよ。

新しい家を気に入ってくれて、よかったぞ。

この家で、これからも元気に、楽しく暮らしてくれよな。



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[ 2018/12/06 00:12 ] 日記 | TB(0) | コメント(39)

10歳!!

2017年06月07日

長い間、ご無沙汰してしまいました。

うーこうのことをご心配くださるコメントをたくさんいただき、

たいへん申し訳なく思っております。


うーこうは、右眼が白内障で悪くなってしまいましたが、

元気に過ごしております。

あいもかわらず、毎日おいらの頭をトントンしています。


3c_ukobir01.jpg



我が家では昨年、うーこうが思うぞんぶん日向ぼっこできるように、

ジャングル庭を切り拓き、サンルームを作りました。

うーこうは、このニンゲンのプレゼントを気に入ってくれたようで、

いつもの白いザブトンが、うーこうの指定席になっています。


3c_ukobir02.jpg



しじは、棚の上がお気に入りで、最近毎日乗っています。

後ろ脚を棚からはみ出して寝るのが、しじのルールです。


3c_ukobir03.jpg



↓ 後ろ向きに寝るときも、やっぱり脚が出ています。

なぜだ・・・?


3c_ukobir04.jpg



それから、我が家には昨年、もう1匹新入りが来ました。

うーこうのストレスになるのが心配で、これ以上猫は迎えない

ようにしようと考えていたのですが、エアコンの室外機の裏で

2日間ずっと鳴いてたため、しかたなく家に入れました。

名前は「アマゴ」です。

(↓ 家に来て数日後、ワクチン接種のため玄関で隔離中のアマゴ)



3c_ukobir05.jpg



結果的には、しじみとアマゴがよく遊ぶようになり、

しじがうーこうにちょっかいを出すことが全くなくなったので、

うーこうにとってもよかったのかもしれません。



・・・と、こんなような状況で、我が家はニンゲン2人と猫3匹、

みな元気に過ごしております。

ニンゲンのほうは、おいらの内向的な性格のために

何度か会社がピンチになり、気疲れもあって

日記を書く余裕もなくなっていましたが、

猫たちに励まされつつ、どうにかピンチをしのぎきり、

細くしぶとく、生き延びております。

猫たちのためにも、これからもしぶとく生き抜いていこうと思います。



3c_ukobir06.jpg



うーこうよ。

10歳の誕生日、おめでとう。

今年も1年、眼を大事にしながら、一緒に元気に過ごそうな。


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[ 2017/06/07 06:24 ] 日記 | TB(0) | コメント(152)

試してみたい気持ち

2014年06月30日
 
我が家のイスが、また怪しい形になっていた。

うーこうが、中に潜って遊んでいるのだ。

そして、それが気になってしかたない しじみ・・・。



2s_maneshi-02mj.jpg



こうして、しじをおびき寄せることに成功したうーこうは、

この後、追いかけっこをして遊んでいた。


そして、30分後。

イスが、また怪しい形になっていた。

そのイスの中には、まねっこ大将のしじみがいた・・・。



2s_maneshi-03mj.jpg



うーこうのやることを何でもマネするしじみとしては、

イス潜りも、試してみずにはいられなかったのだろう。


しかし、しじがイス潜りしていたのは、この日だけだった。

その後、イス潜りをしているしじみは、見たことがない。

しじには、あまりおもしろくなかったのかもしれない・・・。



2s_maneshi-04mjb.jpg
【楽しさが、よくわからない】


しじよ。

うーこうのまねばかりしてないで、おまえも自分で楽しい遊びを開発するんだぞ。


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[ 2014/06/30 18:32 ] 日記 | TB(0) | コメント(142)

7歳!!

2014年06月07日
 
日記が一日遅れてしまったが、6月6日はうーこうの誕生日。

うーこうは7歳になりました!


【7歳の尻ピト】
3s_7sai-006a.jpg



チビ猫だったうーこうが、もう7歳か・・・月日の経つのは早いなあ。

無事に7歳を迎えることができてよかったけど、

このままずっと7歳でいて欲しいような気持ちにもなる・・・。


【机に乗りたがるうーこう】
3s_7sai-002a.jpg


【机の上のものが気になるうーこう】
3s_7sai-002b.jpg



うーこうは、あいかわらず遊んだり甘えたりしながら、元気に過ごしている。

歳を取る毎に、ますます甘えんぼうになっているような気がするのは

気のせいだろうか・・・?


【ひざ乗りをして甘えるうーこう】
3s_7sai-003.jpg



甘えんぼうといえば、こないだ、ちょっと思ったことがあった。

うーこうは、ニンゲンのひざで甘えているとき、

しじみが近づいてくると、ひざから降りてしまうことがよくある。

おいらはこれを、『姉としての威厳を保つための行動』だと

思っていたのだが、ひょっとしたら、ちょっと違うかもしれないのだ。


【ニンゲンの注目をあびるため、足元に転がる猫】
3s_7sai-004a.jpg


【ニンゲンが移動すると、転がった意味がない】
3s_7sai-004b.jpg




・・・というのも、うーこうがひざに乗って甘えているとき、

それを見たしじみは、寂しそうな顔をして、いじけてしまうことがある。

そういうとき、うーこうはすぐにひざから降りて、しじと遊ぼうとする傾向があるのだ。

これはひょっとすると、姉の威厳を保つための行動ではなくて、

しじがかわいそうになっての行動ではないだろうか?

もしそうだとすると、うーこうは妹をかわいがる、たいへんエライ姉に

なりつつある・・・ということではないだろうか!?

(と、親ばか丸出しの考察でスミマセン。-_-;)


【転がる猫 ×2】
3s_7sai-005a.jpg



さて、親ばか発言はこれくらいにして、うーこうよ。

今年も元気に誕生日を迎えてくれて、おいらはうれしいぞ。

来年も、できるだけ病気はしないで、元気に誕生日を迎えてくれよな!



3s_7sai-001c.jpg

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[ 2014/06/07 06:29 ] 日記 | TB(0) | コメント(84)

お知らせ
アセラブログから引っ越して来ました
旧ブログはこちら
http://unaneko.a-thera.jp/

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プロフィール

かに

名前: うなぎ
性別: ♀
年齢: 7歳
誕生日: 6月6日

真夏の公園で干物になる寸前に拾われ、その後我が家へもらわれて来た茶白猫。どうやら耳が聞こえないようだ。

★すごく詳しい自己紹介★
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(最後に飼い主の紹介も少し)


★新入り猫:しじみ(2歳)もいます
0s_shiji-01s.jpg

【管理人:かに】

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